2023.03.17
UFOで町おこし???「能登半島に移住しませんか?」
リージョナルキャリア石川の鹿嶋です。
米国国防総省がUFOの存在を認めたり、「米空軍機が中国の偵察気球を撃墜した」と発表があったりと、UFOはSFの世界に留まらない時代がやってきました。
昨年、福島県にはUFO研究所が設立され、町おこしとしてもUFOが注目されていますが、我らが石川県には、もっとずっと以前からUFOで町おこしを行っている地域があるのをご存じでしょうか。
「UFOが飛んどった!」羽咋市のユニークな町おこし
「あんた何まただらくさいこと言っとらいね!いいかげんにしとかんち!」とお母さんに叱られているのは、羽咋市の小学校に上がったばかりのA君。
学校帰りに寄り道をして帰りが遅くなった言い訳を「UFOが飛んどった!」と言ったことで、この日のおやつは保育園児の妹のものになってしまいました。
千里浜なぎさドライブウェイの北端に位置する羽咋市は、ユニークな町おこしで知られています。
羽咋市にあるのは、1996年オープンの「コスモアイル羽咋」という本格的な宇宙博物館。
その庭にはNASAから100年契約で借り受けた本物の宇宙ロケットが置いてあり、博物館の中には実際の宇宙空間で使われたことのある本物の宇宙船や、月の石まであります。
町おこしのキーマンが世界中にPR!
「コスモアイル羽咋」が誕生した立役者は高野誠鮮氏。
元々テレビ番組の制作や放送作家として活躍しましたが、Uターンで故郷の羽咋市に戻り、臨時公務員としてUFOで町おこしを仕掛け、現在はこの施設のアドバイザーも務めています。
高野氏は公民館で、『西山から東山へ麦わら帽子のような形をしたものが飛んでいた』という古文書を見つけたことから、これをUFOに関する伝承と位置付け、海外のマスコミや有名な政治家に手紙を送ってPRし、世界中から注目を浴びるまでになりました。
また、高野氏は羽咋市にある神子原(みこはら)地区の産出米を、地名から「神の子」、「神の子=キリスト」という連想をつなげて、バチカンの大使館に乗り込み、ローマ法王への米の献上を実現しました。
更に、神子原地区の空き家になった住宅を都市部からの移住者へ貸し出し、首都圏の若者がこの地域に移住してくる仕組みを作るなど、過疎対策で大きな成果を上げました。
能登半島にはユニークな企業があります!
能登半島は豊かな自然に恵まれた地域です。有名な温泉や景勝地が数多くあり、地域文化もバラエティに富み、観光資源も豊富。
その一方で、特色のある地場企業や、大手メーカーの生産拠点もあります。
■特色ある地場企業
【七尾市】株式会社スギヨ(カニカマで有名な食品メーカー)
【中能登町】丸井織物株式会社(独自のテキスタイルが、国内外のスポーツ・アウトドア有名ブランドに採用されている繊維メーカー)
■大手メーカーの生産拠点
【羽咋郡】石川サンケン株式会社(サンケン電気株式会社グループ)
【羽咋市】株式会社ハクイ村田製作所(株式会社村田製作所グループ)
【七尾市】株式会社ワクラ村田製作所(株式会社村田製作所グループ)
【穴水町】株式会社穴水村田製作所(株式会社村田製作所グループ)
【羽咋市】>EIZOエムエス株式会社(EIZO株式会社グループ)
能登半島にはこの他にも多くの特色ある企業があり、ユニークな町おこしや地域の特色と併せて、U・Iターン転職を検討する人にとって魅力ある地域の一つです。
私たちリージョナルキャリア石川は、これらの企業も含め、地域の求人開拓に積極的に取り組み、能登半島の活性化に貢献していきます。
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「いつかは地元に帰りたい」「地方で暮らしたい」そんな方のために、弊社では石川に特化したコンサルタントが、石川に根差した転職支援を行っております。
「今すぐではないけれど、将来的なU・Iターンに向けて、まずは情報収集から始めたい」という方からも転職やキャリア、石川での暮らしについてご相談いただいております。お気軽にご相談ください。
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