石川県の特色

石川県の基本情報

面積

4,190.94k㎡

2026年3月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より

人口

1,098,000人

2025年4月公表/総務省
「人口推計/2025年10月1日現在人口」

人口密度

261.99人/k㎡

小数第三位以下四捨五入

石川県の紹介・特徴

石川県は北陸地方に属し、富山県・岐阜県・福井県に隣接する南北に細長い県です。県内は北側の能登地方と南側の加賀地方に大きく分かれ、さらに、能登地方は奥能登・中能登、加賀地方は金沢近郊・加賀白山の各エリアに分けられます。人口は約109万人で、そのおよそ半数が金沢近郊エリアに暮らしています。

石川県は海の幸と山の幸の両方を楽しめる地域でもあります。加賀百万石の城下町で育まれた食文化でも知られ、輪島ふぐ、能登がき、加能がに、能登牛、門前そばなどが代表的です。近年は、金沢の風土の中で育まれてきた伝統的な「加賀野菜」もブランドとして広く知られています。

また、多くの伝統工芸が受け継がれている地域でもあり、輪島塗、九谷焼、珠洲焼、加賀友禅、牛首紬がよく知られているほか、金沢箔や檜細工、琴などの楽器づくりも行われています。

※参照:石川県HP

石川県の
産業・仕事について

産業構造

産業大分類 企業数(社) 割合
卸売業、小売業 8,261 20.2%
製造業 5,474 13.4%
建設業 5,046 12.3%
宿泊業、飲食サービス業 4,790 11.7%
生活関連サービス業、娯楽業 3,694 9.0%
サービス業(他に分類されないもの) 3,176 7.8%
医療、福祉 2,612 6.4%
不動産業、物品賃貸業 2,469 6.0%
学術研究、専門・技術サービス業 2,066 5.0%
教育、学習支援業 1,270 3.1%
運輸業、郵便業 748 1.8%
農業、林業 421 1.0%
情報通信業 364 0.9%
金融業、保険業 317 0.8%
複合サービス事業 89 0.2%
漁業 61 0.1%
電気・ガス・熱供給・水道業 37 0.1%
鉱業、採石業、砂利採取業 24 0.1%
合計 40,919 100.0%

(総務省統計局「経済センサス」より)

産業の特徴

石川県の県内総生産は4兆7,173億円で、産業構成では第三次産業が68.9%と最も大きな割合を占めています。第二次産業は28.9%、第一次産業は0.7%で、サービス業を中心に、製造業も一定の厚みを持つ産業構造となっています。

【第一次産業】
石川県は米どころとして知られ、「コシヒカリ」「ゆめみづほ」が主力品種です。スイカ、大根、さつまいも、梨、ぶどうなどの農産物も生産されています。水産業では、対馬暖流の影響を受ける好漁場に恵まれ、ズワイガニ、ブリ類、カレイなどが水揚げされます。森林率も高く、スギやアテの木材、しいたけなどのきのこ類の生産も行われています。

【第二次産業】
第二次産業では製造業の比重が高く、機械、繊維、食料品分野が中心です。建設機械や電子部品のほか、和菓子などの食品産業も石川県の産業を支えています。漆器や陶磁器といった伝統工芸も全国的に知られており、製造品出荷額3兆59億円のうち、機械分野が約7割を占めています。

【第三次産業】
第三次産業には就業者の約7割が従事しており、商業の歴史と観光需要が大きな支えとなっています。北陸新幹線の開通以降は、観光やビジネス需要の増加を背景に、宿泊業やサービス業の広がりもみられます。

参照:内閣府「県民経済計算」(令和3年度)、石川県「県民経済計算年報」(令和3年度)、石川県「工業統計調査」(令和2年度)

有効求人倍率・平均年収

有効求人倍率
(2026年2月/厚生労働省
「一般職業紹介状況」より)
1.49倍
平均年収(男女計)
(2026年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額)
32歳/446.1万円
37歳/493.6万円
42歳/536.6万円
47歳/545.2万円

上場企業一覧(証券コード順)

社名 本社所在地 業種 市場

株式会社北紡

石川県白山市

繊維製品

スタンダード

株式会社クスリのアオキホールディングス

石川県白山市

小売業

プライム

小松マテーレ株式会社

石川県能美市

繊維製品

プライム

株式会社システムサポートホールディングス

石川県金沢市

情報・通信業

プライム

ニッコー株式会社

石川県白山市

ガラス・
土石製品

名証メイン

株式会社共和工業所

石川県小松市

金属製品

スタンダード

タケダ機械株式会社

石川県能美市

機械

スタンダード

高松機械工業株式会社

石川県白山市

機械

スタンダード

株式会社石川製作所

石川県白山市

機械

スタンダード

津田駒工業株式会社

石川県金沢市

機械

スタンダード

澁谷工業株式会社

石川県金沢市

機械

プライム

オリエンタルチエン工業株式会社

石川県白山市

機械

スタンダード

EIZO株式会社

石川県白山市

電気機器

プライム

今村証券株式会社

石川県金沢市

証券、商品先物
取引業

スタンダード

株式会社CCIグループ

石川県金沢市

銀行業

プライム

株式会社ウイルコホールディングス

石川県白山市

その他製品

スタンダード

福島印刷株式会社

石川県金沢市

その他製品

名証メイン

小松ウオール工業株式会社

石川県小松市

その他製品

プライム

株式会社大和

石川県金沢市

小売業

スタンダード

三谷産業株式会社

石川県金沢市

卸売業

プライム

株式会社ビーイングホールディングス

石川県金沢市

陸運業

スタンダード

株式会社サンウェルズ

石川県金沢市

サービス業

グロース

株式会社ハチバン

石川県金沢市

小売業

スタンダード

※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。

転職市況サマリー

石川県の産業を支える製造業では、機械設計や制御設計を担うエンジニアへの需要が根強くあります。Web系エンジニアやシステムエンジニアの採用も広がっており、コロナ禍を経て、製造業を中心にDX化・IT化への意識も高まっています。こうした流れのなかで、U・Iターン人材への期待も高まっています。

転職市場全体では、これまで新卒採用を中心としていた企業が、近年は経験者採用、とくに即戦力人材の確保に力を入れる傾向がみられます。

平成不況やリーマンショックの影響で新卒採用を抑えていた世代にあたる30代半ば~40代前半の人材が不足し、組織運営上の課題となっている企業も増えています。その一方で、変化の速い市場環境に対応するため、外部から新たな知識や経験を取り入れようとする企業も多くみられます。

石川県の暮らしについて

家賃相場(月平均/円)

20~39㎡ 41,566
40~59㎡ 49,410
60~79㎡ 59,477
80~99㎡ 59,258

(2024年9月公表/総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より算出)

地価(坪単価平均/円)

1 金沢市 498,729
2 野々市市 293,700
3 津幡町 183,480
4 白山市 172,313
5 内灘町 151,635

(2026年3月公表/国土交通省「地価公示」より各地区全地点の平均値を算出)

ライフスタイル

石川県には「弁当忘れても傘忘れるな」という格言もあるほど、年間を通して雨や曇りの日が多く、湿度が高いことが特徴です。特に冬は曇りがちで、北西からの季節風の影響で雪が降る日も多くなります。例年、初雪は11月中旬から12月にかけて観測され、年によっては雪かきが必要になる日もあります。

交通量の多い都市部や積雪の多い地域では除雪車が稼働するため、日常生活への影響は比較的抑えられています。ただし、雪への備えは欠かせず、スタッドレスタイヤへの交換は必須です。車内にスコップ、軍手、長靴、解氷スプレーなどを備えておく家庭も少なくありません。

また、冬場の湿気対策も重要です。日本海側は冬に湿度が高くなる傾向があるため、除湿機があると暮らしやすさにつながります。近年はサンルーム付きの賃貸住宅もあり、石川県ならではの天候を踏まえた住まい選びがしやすくなっています。

一方で、石川県は海と山の両方に恵まれており、夏は海水浴や登山、冬はスキーやスノーボードなど、四季に応じたレジャーを楽しみやすい環境があります。

通勤方法・時間

通勤時間が30分未満の人は約8割を占めています。また、マイカー普及台数は1世帯当たり1.45台(2025年3月末時点)で、2~3台の車を所有する世帯も少なくありません。車がなくても生活はできますが、郊外に住宅がある場合は、通勤、買い物、レジャーなどで自家用車を使う場面が多いのが実情です。

公共交通機関としては、金沢市と近隣の住宅地を結ぶ北陸鉄道や、金沢市内とその近郊に加え、小松駅や七尾駅などの主要駅を中心に路線バスを運行する北鉄バスがあります。鉄道では、金沢駅から小松・福井方面へ向かうJR北陸本線、七尾方面へ向かうJR七尾線も利用されています。

※参照:総務省「住宅・土地統計調査」、一般財団法人自動車検査登録情報協会「令和7年 自家用乗用車の世帯普及台数」

自治体による暮らしの支援

県および市町村では、各種補助金や助成制度が用意されています。代表的なものは以下のとおりです。

【石川県】
移住支援金:東京23区内に5年以上在住または通勤した後、石川県内にU・Iターンし、移住支援金対象法人への就業またはテレワーク勤務を行う方を対象に、単身60万円、世帯100万円(18歳未満の子ども1人につき30万円加算)が支給されます。

【金沢市】
・わがまち金沢住宅取得奨励金
・ようこそ金沢住宅取得奨励金
・創エネ・省エネ・蓄エネ設備設置費補助

【野々市市】
・勤労者自己住宅資金利子補給制度

【白山市】
・定住促進奨励金
・若年層定住促進奨励金
・新婚夫婦賃貸住宅家賃助成制度

【小松市】
・「ようこそ小松」定住促進奨励金
・空き家有効活用奨励金
・飛行場周辺地区居住環境整備助成金

詳細は、各自治体の公式サイトなどをご確認ください。

※参照:石川県HP

石川県の子育て・教育について

幼稚園・保育所数

国公立 私立
幼稚園 1 36
幼保連携型認定こども園 3 172

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

国公立 私立
保育所 82 83
保育所型認定こども園 33 43

(2025年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)

子育てのしやすさ

石川県では、保育所の整備をはじめ、子育て世帯を支える取り組みが進められています。保育所普及率は全国でも高い水準にあり、待機児童数も統計開始以降ゼロが続いています。

放課後児童クラブは19時まで開館しているところもあり、子育て世帯にとって利用しやすい環境が整っています。こうした環境を背景に、女性就業率も53.9%と全国でも高い水準にあります。

また、子育て支援策として、第2子以降の保育料や病児・病後保育利用料、放課後児童クラブの利用料を無料としているほか、「プレミアム・パスポート」や「マイ保育園制度」も実施されています。

※参照:石川県「令和6年(2024年)版 石川100の指標」

学校数

国公立 私立
小学校 195 1
中学校 84 5
高校(通信教育を含む) 46 10
大学 6 8

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

教育環境

石川県では、多くの児童が公立中学校に進学します。県内では学校教育を重視する風土があり、教育現場でも一人ひとりの学力を伸ばす取り組みが進められています。その結果、小学生・中学生は全国学力・学習状況調査で全国上位の水準を維持しています。

東京大学や京都大学などの難関大学への合格者も、人口規模に比べて多くみられます。全国的に知られる進学校が限られる中でも、安定した進学実績を上げている点は石川県の教育環境の特徴の一つです。また、就職についても、就職希望の高校生の就職率は99.6%と高い水準にあります。

大学は金沢大学をはじめ国公立6校、私立8校、短期大学4校と、県内にも多様な進学先があります。一方で、関西圏・首都圏へのアクセスが良いこともあり、半数以上が県外の大学に進学しています。

※参照:石川労働局「令和7年3月新規高等学校卒業者の就職内定状況等(令和7年3月末現在)」、文部科学省「学校基本調査」

自治体による子育て・教育の支援

石川県では、子育て世帯を支えるさまざまな支援制度が用意されています。代表的なものは以下のとおりです。

【プレミアム・パスポート】
18歳未満の子どもが2人以上いる世帯を対象とした制度で、発行されたパスポートを協賛店で提示すると、割引などのさまざまな特典が受けられます。2025年時点で協賛店は3,000店舗以上にのぼります。

【子ども医療費の軽減】
中学3年生まで(自治体によっては高校3年生まで)の子どもが、病気やけがで医療機関を受診した際、医療費の負担金が助成されます。なお、金沢市、野々市市、津幡町を除く16市町村では全額助成となっています。

【マイ保育園登録制度】
県内各自治体の保育園で実施している制度で、妊娠時からおおむね3歳未満の未就園児がいる家庭を対象としています。出産前には乳児保育の見学や育児体験、出産後には保育士による育児相談や、リフレッシュのための一時預かりなどのサービスを利用できます。なお、金沢市ではマイ保育園登録制度に代わり、「かなざわ子育て夢ステーション事業」を実施しています。

詳細は、各自治体の公式サイトなどをご確認ください。

※参照:石川県『いしかわ暮らし情報ひろば』

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