2025.01.14
【企業紹介】金沢で最先端のメディカル事業に取り組むパイオニア「日機装株式会社」
皆さんこんにちは。リージョナルキャリア石川のコンサルタント、小林です。
観光地として賑わう金沢は、自然豊かで落ち着いた環境も魅力です。この美しい緑に囲まれた金沢市北陽台の一画に、広々とした工場施設があることをご存じでしょうか。今回は、こちらの工場で最先端のメディカル事業に取り組んでいる日機装株式会社をご紹介します。
日機装株式会社はどんな企業?
【本社】
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー22階
【金沢製作所】
石川県金沢市北陽台3-1
【設立年】
1953年
【従業員数】
1,998名 ※2024年9月30日時点
【売上高】
1,063億円(連結)※2023年12月期
【事業内容】
・インダストリアル事業
石油、ガス、電力、化学品、医薬品、食品、船舶など、あらゆる産業に対応する特殊ポンプシステムの開発、製造、販売
・航空宇宙事業
航空機の逆噴射気流制御用CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製カスケードの開発、製造、販売
・メディカル事業
人工透析装置をはじめとするヘルスケア関連製品の開発、製造、販売
【沿革】
1953年12月 特殊ポンプ工業株式会社として創業
1960年07月 日本で最初の人工心臓を東京大学木本外科に提供
1967年08月 人工腎臓装置の販売を開始
1969年08月 国産第1号の人工透析装置を完成
1975年05月 人工腎臓装置用ダイアライザー(血液ろ過装置)の販売を開始
1995年04月 金沢製作所完成
※金沢製作所に関連するメディカル事業のみ抜粋
特殊ポンプ技術を活かした社会的価値の創出
日機装は、水以外のあらゆる流体に対応する特殊ポンプの製造からスタートした会社です。1960年には日本初となる人工心臓の開発に成功。さらに、その技術を転用し人工透析装置をリリースするなど、これまでの日本にはなかった技術や製品を次々と生み出してきました。
現在、特殊ポンプとそのシステム製品を中心とするインダストリアル事業に加え、流体技術から発展した航空宇宙事業、ポンプ技術から発展したメディカル事業の3事業を柱として、更なる発展を続けています。新たな社会的価値を創出し、顧客の期待と市場ニーズに応えることは、パイオニアであり続ける同社ならではのやりがいと言えるでしょう。
日機装の金沢製作所とは?
※画像引用:日機装株式会社公式HP
1995年に竣工した金沢製作所は、メディカル事業として人工透析装置および透析関連の消耗品を製造している日機装の重要拠点です。
透析装置とは、電気電子部品(半導体、モーター)、金属(板金、切削、ダイカスト)、プラスチック成形品で構成される医療機器です。主に腎臓病の治療に使用され、腎機能が低下した患者の体内から毒素や余分な水分を取り除くために重要な役割を果たします。塩分過多などによる慢性腎臓病患者の多い日本では、透析装置は欠かせない存在です。
50年以上にわたって透析装置を開発・製造している同社だからこそ、仕事を通じて社会貢献を実感できるのではないでしょうか。
日機装株式会社の求人情報
特殊ポンプ技術をベースに新たな社会的価値を生み出している日機装は、今後の発展がますます期待されます。一方で、プライム上場企業ならではの福利厚生や給与水準も大きな魅力であり、石川に住みながら仕事もプライベートも充実させたい方にお勧めの企業です。
現在、日機装では下記の求人を募集しています。
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